ピラティスで中性脂肪が落ちる?ヨガよりよい理由と初心者向け方法

ピラティスは美を生業とする日本の女優や世界を股にかけるハリウッド女優も行っている運動方法で、美しい体を作り上げるために最適なエクササイズだといわれています。

そのピラティスで中性脂肪を効果的に落とせるということをご存じでしたか?
ピラティスの考え方と仕組みがわかればそれも納得です。
詳しくご説明していきます。
最後に、初心者でもできる簡単なピラティスも紹介します。

中性脂肪を減らすためにピラティスがよいと言われるのはなぜ?

ピラティスはインナーマッスルを鍛え、骨盤などの体の歪みを矯正することで美しい体を作り上げます。
インナーマッスルを鍛えることで体の代謝が向上し、中性脂肪が燃えやすくなりますし、骨盤の歪みを整えることで血行を促進し体をあたためるため脂肪が燃焼されやすくなります。

また、筋肉がついて骨盤の歪みが整うため中性脂肪が落ちるだけでなく、体全体のスタイルも美しく整うのが特徴です。
いくら中性脂肪を落としたとしても、ただそれだけでは美しいスタイルとは感じないですよね?

程よいくびれにキュッと上がったお尻、引き締まった四肢があってこそ女性のスタイルは輝きます。
そういったスタイルを手に入れるために最適なのが、ピラティスなのです。

ヨガとの違いは?ヨガよりピラティスがおすすめなのはなぜ?

ヨガとピラティスは同じ運動だと思われがちですが、実は大きく違います。
まずはヨガとピラティスの違いをご紹介します。

起源

ヨガの起源はインドで、元々修行で行う瞑想がベースとなっています。
ゆったりと呼吸を行い心身の調和をとり、心をコントロールすることを目的に行われます。

一方、ピラティスはリハビリとして生まれたエクササイズです。
骨格を意識しつつ、インナーマッスルを鍛えて筋肉で体を支えられるようにするために行います。

呼吸法

ヨガで行われる呼吸法は腹式呼吸です。
副交感神経を刺激することで高いリラックス効果を得られます。

ピラティスは助骨を広げるようにして行う胸式呼吸が基本となっています。
呼吸を止めずに体をストレッチするのが特徴です。

違いを見てわかると思いますが、ヨガは心を整えるための動きを重視したストレッチとなっています。
そのため、中性脂肪を燃やすような激しい動きは必要ありません。
ヨガの中には汗を流すようなホットヨガといったものもありますが、汗を流すだけでは中性脂肪の燃焼にはつながりません。

一方、ピラティスは筋肉をつけることを目的としたエクササイズとなっています。
筋肉をつけることで日常生活における代謝が向上するため、結果的に脂肪の燃焼効果が得られますし、太りにくい体質にも変わっていきます。

ピラティスを行うメリット

自律神経が整う

ピラティスで行う胸式呼吸には自律神経を整える効果があります。
自律神経が整うとストレスがたまりにくくなるだけでなく、免疫力が上がるため病気にかかりにくい体質になります。

ケガをしにくくなる

ピラティスのポーズを取り続けることで体が徐々に柔らかくなっていきます。
体の柔軟性が上がるとケガをしにくくなります。体が柔らかい猫なんかが良い例ですね。
体が硬くなるとどうしてもケガをしやすくなるため、その予防のためにも効果的です。

冷え性の改善

ピラティスには血行促進効果があります。
体幹を鍛えることで血液が末端にまで行き届くようになるため、血行不良による冷え性の改善が見込めます。

自宅でも簡単にできる

ピラティスはトレーニング用のマシンや機材などがいらず、マットが1枚あればどこでも手軽に行えるストレッチです。
毎日短時間でもいいので、こつこつ続けていくことで心と体のコントロール効果を得られやすいのも魅力の一つですね。

初心者でも簡単にできる、中性脂肪を減らすピラティスの例

ピラティスをしてみたいけど、なかなかスタジオに通うのは難しいという人におすすめの自宅で簡単に出来るピラティスを紹介します。

お腹周りを細くするエクササイズ

お腹周りについた中性脂肪を減らすためのエクササイズです。

(1)仰向けになり、膝を軽く曲げましょう。この時足の裏はぴったりと床につけてくださいね。

(2)息を吸いながらゆっくりを頭を上げていきましょう。

(3)次に両手をまっすぐに出し、両膝に向かって動かします。

(4)息を吸いながら元の姿勢に戻っていきましょう。

この流れを10回ほど繰り返しましょう。腹筋周りを使っている感覚を得られるはずです。

椅子に座って行うエクササイズ

仕事先での休憩中や、自宅でも行うことのできるピラティスエクササイズです。

(1)背もたれにぴったりと背中をつけ、ゆっくりと息を吸い込みましょう。

(2)息を吐きながら両方の足を床と平行に上げていき、息を吸いながら足を下ろします。

この流れを50回ほど繰り返しましょう。
上半身はできるだけリラックスし、足だけを上げ下げするようなイメージで行うのがおすすめです。

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